男子はトーラ、女子はゲブレシラシエ! エチオピアが男女を制覇!
日本勢は新型コロナで3人が欠場! 最高順位は女子の松田の9位!

 

2022年 第18回 オレゴン・世陸(アメリカ)

 

陸上大国・アメリカで初の世陸となったオレゴン・世陸は、陸上の聖地と言われるオレゴン大学のヘイワード・フィールドを舞台に開催された。地元アメリカ勢が男子100mと200mで表彰台を独占し、女子400mHのマクローニン(アメリカ)と、男子棒高跳びのデュプランティス(スウェーデン)が世界記録を樹立した。

日本勢では、男子20kmで山西俊和と池田尚希がワンツーフィニッシュを決めると、35kmでは川野将虎が銀メダルを獲得するなど、競歩勢が大活躍を見せた。女子やり投げでは、北口榛花が女子フィールド種目では世界大会初メダルとなる銅メダルを獲得。男子100mでは、サニブラウンが日本勢初の決勝に進出し7位入賞、男子マイルリレーも4位入賞を果たした。

 

男子マラソンは7月17日にスタート。暑さを考慮して午前6時15分にスタートしたことで春のような好条件に恵まれ、後半もペースが落ちず好記録が続出した。中間点付近まではスローペースになったものの、給水の度に大きなペース変化があり、徐々に集団が崩れていく。30kmを過ぎてトーラ(エチオピア)がペースを上げると、33kmを過ぎて集団から抜け出して終盤は独走に。大会記録を1分以上も更新する好タイムで金メダルを獲得した。2位争いは最後のトラックまで競り合う大接戦になり、ゲレメウ(エチオピア)が銀メダル、アブディ(ベルギー)が銅メダルに輝いた。

日本勢は、日本記録保持者の鈴木が新型コロナウイルス陽性のため欠場するアクシデント。西山と星は先頭集団の前方でレースを進めたが、28km付近で星が遅れだし、西山も31kmからのペースアップについて行けなかった。西山は後半も粘って13位ながら世陸日本人最高タイムでゴール。星は38位でゴールした。

 

女子マラソンは7月18日にスタート。前日の男子よりも気温が下がり、前半から15人ほどの集団がハイペースで突き進んだことで、高速レースとなり好記録が続出した。ハイペースの中から28km付近でゲブレシラシエ(エチオピア)とコリル(ケニア)が集団から抜け出すことに成功。10km以上のデッドヒートを展開したが、40.5kmでゲブレシラシエがスパート。世陸初の2時間20分切りの好タイムで金メダルを獲得した。エチオピアは、世陸史上2カ国目となる男女で金メダルを獲得する快挙を達成した。

銅メダル争いは、40km手前からのマッチレースをサルピーター(イスラエル)が制した。

日本勢は、一山と新谷が新型コロナウイルス陽性のため欠場するアクシデント。唯1人出場となった松田は、2kmで先頭集団から離れるとマイペースを維持。徐々に順位を上げて行き、37kmで9位に上がると、40km付近では8位に迫ったが、差を縮めることができず9位でゴールした。

 

Result

 

男子 7月17日

1位 T.トーラ(エチオピア)   2.05.36 世陸新記録

2位 M.ゲレメウ(エチオピア)  2.06.44

3位 B.アブディ(ベルギー)   2.06.48

4位 C.レヴィンス(カナダ)   2.07.09

5位 G.カムウォロル(ケニア)  2.07.14

6位 S.トゥラ(エチオピア)   2.07.17

7位 G.ゲアイ(タンザニア)   2.07.31

8位 D.ド・ナシメント(ブラジル)2.07.35

13位 西山 雄介(トヨタ自動車) 2.08.35

38位 星 岳(コニカミノルタ)  2.13.44

    鈴木 健吾(富士通)    欠場

 

女子 7月17日

1位 G.ゲブレシラシエ(エチオピア)     2.18.11 世陸新記録

2位 J.コリル(ケニア)           2.18.20

3位 L.チェムタイ・サルペイター(イスラエル)2.20.18

4位 N.ウェルドゥ(エリトリア)       2.20.29

5位 S.ホール(アメリカ)          2.22.10

6位 A.タヌイ(ケニア)           2.22.15

7位 E.ベイツ(アメリカ)          2.23.18

8位 K.ダマート(アメリカ)         2.23.34

9位 松田 瑞生(ダイハツ)          2.23.49

   一山 麻緒(資生堂)           欠場

   新谷 仁美(積水化学)          欠場